海外を含めた多様なキャリアパスと幅広い活躍のフィールドが魅力

就活では金融業界を中心に見ていましたが、堅苦しい雰囲気がなくお客さまとの距離が近い会社を希望していた中で当社に出会いました。もともと親が個人で保険代理店を営んでおり、保険提案の仕事は「お客さまの悩みや不安に寄り添い、課題を解決する提案によって喜んでいただけるもの」と認識していたのですが、イオングループの保険代理店であれば、お客さまにとって身近な立場から悩みや不安を解消するための手助けができるのでは、と感じ、新卒で入社しました。

入社後は愛知県の個人営業部門に配属され、個人のお客さまへの保険提案や、営業方針の立案などを行いました。1年後に職域営業部門に異動し、イオングループ従業員の方へ福利厚生の一環としての保険提案や、イオンの取引先企業へ営業活動を行いました。イオンのグループ会社ということで活動しやすく、自分はイオン保険サービスではなくイオンの看板を背負っている、と自覚しながら活動していました。
現在は財務経理グループの統括マネージャーとして業務マネジメントと部下育成を行っています。私の部署の役割は、1.資金管理業務（会社のお金を常に十分に確保する）、2.決算開示業務（会社の業績を株主等の利害関係者に示す）、3.監査対応業務（決算数値や業務体制が法律や会計基準に則った適正なものとの承認を得る）の3つに分けられます。各業務を滞りなく効率的に行うため、部署一丸となり取り組んでいます。無事に年度決算を終え監査承認を得られた時は、従業員の日々の頑張りを数字として残せた、と毎年やりがいを感じます。

20代の頃は「中長期的に自身の活躍の場が狭まらないキャリアを積む」ことを意識していました。大きな転換点として営業から経理への異動がありますが、その際社内の研修制度を活用しました。入社1年目に営業部門で仕事をする中で、より活躍できる人材になるには会計知識が不可欠だと感じ、独学で簿記3級を取得しました。会計知識を身につけたことで会社の業績に対する理解度が上がったため、さらに深い知識を得たいと思い、入社3年目に親会社主催の財務経理研修を受講しました。1年間、業務と並行しての毎月の研修は大変でしたが、成長の実感をモチベーションとして無事に研修を修了し、簿記2級も取得できました。その後、営業部門での実績や研修参加の意欲などを評価いただき、希望していた財務経理部門へ異動となりました。
また20代の終わりにはイオングループの公募制度を活用し、海外での業務を経験しました。入社当初から「20代に培った経験が社会人生活の土台となる」と考えており、新たな経験を積みたいと考えていた中、イオングループの総合金融事業では海外事業の利益比率が急激に高まっていることを知りました。そのタイミングで海外トレーニーの社内公募があり、活躍の場を広げたいと考え挑戦しました。ベトナムの現地子会社法人では経営企画部門へ配属され、保険を用いた新規事業の立案や保険会社との交渉を担当しましたが、急速に経済成長を遂げる社会のエネルギーを肌で感じながらの仕事はやりがいがありました。休日には親しくなった現地スタッフの結婚式に招かれるなど、日本では経験できない日々の連続で、公私ともに非常に刺激的な体験でした。

今後は財務経理の責任者として会社の意思決定に深く関わり、より一層会社に貢献したいです。最近は役員の方々と「会社として今後何に投資をすべきか」という話をしています。経理では起きた取引をどう処理するかという「過去志向」の考えがメインですが、そうではなく今後を見据えて何をすべきかという「未来志向」の考えが重要と感じています。これまで以上に幅広いお客さまの役に立っていくためには、当社が継続的に成長し続け、保険代理店業界、ひいては金融業界でも存在感の大きな会社になる必要があるため、その後押しになれるよう自分自身も成長し続けたいですね。

当社の魅力は多数ありますが、1つ目は複数の営業チャネルを有している点です。複数の保険会社の中からお客さまへ最適な保険商品を提案することが乗合保険代理店の醍醐味ですが、加えて当社は個人営業、法人営業、ネット事業といった幅広い営業チャネルを有しているため、法人・個人を問わず様々なお客さまのお役に立つことが可能です。2つ目は、営業から財経部門への異動や海外への出向といった自身の経験からも、様々な活躍のフィールドを有している点を当社の魅力として強く実感しています。
保険を通じてお客さまの不安を解消することや、自身でキャリアを築いていくことに少しでも魅力を感じていただけた方は、ぜひ当社へチャレンジしていただきたいと思います。活力あふれる皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。